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カスタマーレビュー
おすすめ度:
成長しつつある武蔵
(2009-01-08)
これまで自分のことしか考えなかった武蔵が、沢庵との話すうちに自分を客観的にみていることに気づく。深いのは沢庵が柳生から聞いた話、「道を極めたなら刀は抜くまでもないもの。いかに鞘から抜かずにおくか、そのために死に物狂いで剣を振る」それと、沢庵が目を開いた時の話し、「生きる道は天によって完璧に決められていて、それでいて完全に自由だ。根っこのところを天に預けている限りは」それに対して武蔵が「俺は天とつながっている。しっかりつながるほど剣は自由で、無限だ」これまでの幾多の戦いを生き延びてきた中で、自分が大いなるものの一部で、それとのつながりを深く感じるときに強くて早い剣使いができると悟っていることに気づく。身体は深く傷ついているが心は一段成長した姿がうかがえる。
殺し合いの螺旋から逃れられるのか
(2008-12-31)
七十人斬りを理由に京都所司代に捕まった武蔵。
武蔵の右足の傷は深く、修羅の剣の道を捨てる選択を迫られる。
沢庵和尚の禅問答のような問いかけの中で、武蔵は答えを見つけられるのか。
沢庵自身が、仏の道を生き漂白していく中で、悩み傷つきながら、「苦しみ、のたうち、間違いを犯し」と告白するシーンが印象的だった。
武蔵も、沢庵和尚も、人間みんな、同じだということ。
その中で一番「生な」荒々しい感情を持っている武蔵だということ。
武蔵の中に自分自身を含む人というものの答えを探しているのかも知れない。
ここに、武蔵を追い、気にかけ続ける沢庵和尚の気持の原動力がある気がした。
すべてをあるがままに受け入れる境地に至ったとき、天とのつながりを悟る光のシーンも印象的だった。
深い
(2008-12-22)
「静」がこれほど壮大で
これほど説得力のあるものだということをこの巻は立証した
武蔵と沢庵の掛け合いは本当に深い
剣と人は似ているのかもしれない
自由で無限
これから「帰る」ところを作ったら
どうやって「帰る」ことができる?
というところとか
実に武蔵・・・いや
バガボンドらしい
最後の作者のあとがきも根底を突いていて実に深い
内面を描くということ
(2008-12-17)
なんかの特集で読んだ
井上武彦はバガボンドを通じて言葉に表せないことを伝えようとしていると、。
情報化社会を騒がれるようになって幾月か過ぎましたがそんな時代だからこそ言葉にできない・記号化できない世界を描いているバガボンドという作品はやはりたんなるいちマンガを超えた影響力があるように感じます。
東洋はもとより日本はそういう祈りとか信仰心とか目に見えない世界を重んじる、そういう文化的な背景が歴史を追ってあり、そういう根本的なルーツと申しますか、戦後欧米を真似して経済的な合理主義というか をですね追いかけてきていまそういう状況に終止符を打ちこれから原点に回帰してしていこう・日本独自の次の成長曲線を描いてこうという大きな流れの中でみてみるとなかなか作者の洞察力とかも含めて説得力のあるシリーズになっているような気がいたします。
なんだかむずかしく言ってしまいましたが単純に武蔵と小次郎が好きなのでレビューを書いてるわけなのですが(笑)。
これからどういう展開をしていくか どう終盤につなげていくか 非常に楽しみです。
別の道。
(2008-12-14)
それは、武蔵にとって命を、生きがいを捨てるということ。
他に選択肢がなくとも簡単には受け入れられない。
とりあえず、今歩いてきた道を見失わないよう、備える。
やはり、武蔵は剣を捨てる捨てないを悩んでいるようですが、
沢庵坊としては、命のやり取りを続けるやり方に疑問を投げています。
そこにズレが・・・
しかし、異なる道を進むもの2人。得たものの表現は異なるが
本質的には同じものだった!「天」
果たしてこの戦いで、武蔵は何を得たのか?苦しみと名声だけ?
得たものがわかったとき、どこに進むべきか見えるハズ。
わたしも武蔵の進む道の果ては地獄ではないと信じます!!
おすすめ度:
成長しつつある武蔵
これまで自分のことしか考えなかった武蔵が、沢庵との話すうちに自分を客観的にみていることに気づく。深いのは沢庵が柳生から聞いた話、「道を極めたなら刀は抜くまでもないもの。いかに鞘から抜かずにおくか、そのために死に物狂いで剣を振る」それと、沢庵が目を開いた時の話し、「生きる道は天によって完璧に決められていて、それでいて完全に自由だ。根っこのところを天に預けている限りは」それに対して武蔵が「俺は天とつながっている。しっかりつながるほど剣は自由で、無限だ」これまでの幾多の戦いを生き延びてきた中で、自分が大いなるものの一部で、それとのつながりを深く感じるときに強くて早い剣使いができると悟っていることに気づく。身体は深く傷ついているが心は一段成長した姿がうかがえる。
殺し合いの螺旋から逃れられるのか
七十人斬りを理由に京都所司代に捕まった武蔵。
武蔵の右足の傷は深く、修羅の剣の道を捨てる選択を迫られる。
沢庵和尚の禅問答のような問いかけの中で、武蔵は答えを見つけられるのか。
沢庵自身が、仏の道を生き漂白していく中で、悩み傷つきながら、「苦しみ、のたうち、間違いを犯し」と告白するシーンが印象的だった。
武蔵も、沢庵和尚も、人間みんな、同じだということ。
その中で一番「生な」荒々しい感情を持っている武蔵だということ。
武蔵の中に自分自身を含む人というものの答えを探しているのかも知れない。
ここに、武蔵を追い、気にかけ続ける沢庵和尚の気持の原動力がある気がした。
すべてをあるがままに受け入れる境地に至ったとき、天とのつながりを悟る光のシーンも印象的だった。
深い
「静」がこれほど壮大で
これほど説得力のあるものだということをこの巻は立証した
武蔵と沢庵の掛け合いは本当に深い
剣と人は似ているのかもしれない
自由で無限
これから「帰る」ところを作ったら
どうやって「帰る」ことができる?
というところとか
実に武蔵・・・いや
バガボンドらしい
最後の作者のあとがきも根底を突いていて実に深い
内面を描くということ
なんかの特集で読んだ
井上武彦はバガボンドを通じて言葉に表せないことを伝えようとしていると、。
情報化社会を騒がれるようになって幾月か過ぎましたがそんな時代だからこそ言葉にできない・記号化できない世界を描いているバガボンドという作品はやはりたんなるいちマンガを超えた影響力があるように感じます。
東洋はもとより日本はそういう祈りとか信仰心とか目に見えない世界を重んじる、そういう文化的な背景が歴史を追ってあり、そういう根本的なルーツと申しますか、戦後欧米を真似して経済的な合理主義というか をですね追いかけてきていまそういう状況に終止符を打ちこれから原点に回帰してしていこう・日本独自の次の成長曲線を描いてこうという大きな流れの中でみてみるとなかなか作者の洞察力とかも含めて説得力のあるシリーズになっているような気がいたします。
なんだかむずかしく言ってしまいましたが単純に武蔵と小次郎が好きなのでレビューを書いてるわけなのですが(笑)。
これからどういう展開をしていくか どう終盤につなげていくか 非常に楽しみです。
別の道。
それは、武蔵にとって命を、生きがいを捨てるということ。
他に選択肢がなくとも簡単には受け入れられない。
とりあえず、今歩いてきた道を見失わないよう、備える。
やはり、武蔵は剣を捨てる捨てないを悩んでいるようですが、
沢庵坊としては、命のやり取りを続けるやり方に疑問を投げています。
そこにズレが・・・
しかし、異なる道を進むもの2人。得たものの表現は異なるが
本質的には同じものだった!「天」
果たしてこの戦いで、武蔵は何を得たのか?苦しみと名声だけ?
得たものがわかったとき、どこに進むべきか見えるハズ。
わたしも武蔵の進む道の果ては地獄ではないと信じます!!
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